オーガニックな食材が体に与えるメリット

オーガニックな食材は体にかかる負担が少ないというメリットがありますね。 添加物や残留農薬などに配慮した食材を食べていれば、体の中に毒素を溜めこむリスクが低くなります。

腎臓病の際のカリウムの制限について

 腎臓病が悪化して、腎不全の状態になると、カリウムの制限について医師から指導があり、カリウムを多く含む食べ物である野菜・果物・いも類・豆類の摂取を制限しなければならなくなります。
 その理由は、腎臓病によってカリウムを体外に排出するのが困難になり、カリウムが体内に蓄積されるようになると、血液中のカリウム濃度が上がり、高カリウム血症を引き起こしてしまうためです。高カリウム血症は、不整脈・吐き気・筋力低下等、心臓・胃腸・筋肉や神経に対して症状が表れ、心停止を引き起こす可能性がありますので、非常に危険な病です。
 しかし、一般的には、カリウムを多く含む食べ物は、ナトリウムの排泄を促進し、血圧を下げる効果があり健康に良いとされています。腎臓が健康な状態であれば、余分なカリウムは尿によって排出されるのでカリウムが高くなる事はありませんが、腎臓の働きが低下してカリウムが体内に蓄積してしまうと、生命にも関わる危険な症状を引き起こしてしまいます。
 腎臓に良い食べ物として、カリウムが多い食べ物が挙げられているのは、腎臓が健康である人にとっては、カリウムによるナトリウムの排泄、血圧を下げる作用、むくみの解消によって腎臓病を発症するのを予防できる効果があるためです。しかし、すでに腎臓病にかかっている人にとっては、カリウムが体内に蓄積されてしまう事により、逆に身体に悪影響を及ぼす事になるのです。
 腎臓に良い食べ物であると聞いたからといって、勝手に自己判断をして摂取するのは、大変危険です。カリウムについては、その時の病状や健康状態によっては摂取制限が必要になるので、自分で得た情報を鵜呑みにせず、医師や管理栄養士に相談するようにしましょう。